住まいの近くで交流し
自分らしく暮らす
家族や地域のしがらみを気にせずに暮らす人が多くなりましたが、そこには孤立するリスクが表裏一体で存在します。
年を重ねると仕事のつきあいはなくなり、遠くへ行けなくなります。このとき地域のつながりは、「しがらみ」から「ありがたいもの」に変わります。住まいの近くであれば、毎日お話ししたり笑ったり相談したりできます。一緒に体を動かせば健康維持につながります。
私たちは、だれもが参加できる、住まいの近くで人と人がつながるプラットフォームを、産公民連係のもとで提供します。そしてシニアの健全な暮らしを通じて、すべての世代が笑顔になる社会の実現を目指します。
住まいの近くで交流するために
【これまで】
老後の暮らしをイメージできないと、住まいの近くでつながる意図を感じにくく、地域のアプローチは一方的になりがちでした。
※ 通いの場とは、厚生労働省が推進する事業で、高齢者が気軽に集まり、運動や交流を通じて健康を維持する活動です。力を入れた自治体では、社会保険料を下げた実績があります。
【新しい取り組み】
まず「専用のスマホアプリ」で、地域とつながるきっかけを届けます。スマホは外出が難しい人ほど有効です。「学び合いの機会」を提供し、自然な交流を通じて楽しみや安心、運動による健康維持につなぎます。
取り組みのポイント
【だれもが参加できる】
行政や企業/個人の協賛金をもとに事業運営を行い、市民の利用料を無料にして市民の継続的な参加を実現します。
【短期間で整備できる】
いつでもどこでもつながるスマホは利便性が高く、すでに全世代の90%(70歳以上の65%)が所有しているため短期間で整備できます。
【多様な生き方に合わせられる】
会わなくてもつながるオンライン(スマホ)と、会うことで気持ちを共有しやすいリアルの両方を活かし、その人に合ったつながり方を提供します。
【スマホを使えるとラク】
スマホは暮らしの助けに便利なツールです。楽しみながら学び合えば、交流しながら使えるようになり、一石二鳥です。
【安心して使えるアプリ】
地域を制限することによって詐欺に合うリスクが大きく軽減され、怖がらずにつながれます。
目指す社会
シニアと障がい者とそれを支えるすべての人を笑顔に
現役世代の人手不足は深刻です。
地域の人と人がつながり、自宅で健全に暮らすシニアが増えると、家族の負担は減少し、産公民のそれぞれで負担が軽減されます。あわせて社会保険料の軽減も期待できます。
地域共創事業
知見を共有する。次世代に引き継ぐ。
当事業はアプリ提供と学び合いの場を整備して終わりではありません。
シニアやシニアを支える様々な人や団体が、プラットフォームを利用してつながり、そこで得られた知識や経験を共有して、より暮らしやすい環境を一緒に創っていく事業です。
これまで失われることの多かった知見は、形あるものとして次の世代へ引き継がれます。知見を共有すれば準備時間や失敗が減り、みんな笑顔の社会に近づけます。
「まちのアプリ」は地域の様々な主体と連係をはかり、アプリの利用促進と情報提供の体制を整えます。これにより、アプリを通じて地域全体でシニアをサポートするネットワークが形成されます。
開発・展開ステップ
「日本で一番シニアに優しいまち」を直方市で実現し、水平展開を行います。
当事業は2021年より孤独死防止を目的に活動を開始し、2023年に試験アプリで社会実証を行いました。
今後は産学公民連係のもと正規版の開発と社会実装を目指します。
パートナー募集
みんなが笑顔になれる社会を
一緒に創りませんか。
ご支援していただける方を募集しています。
個人でも団体でもOKです。
ご感心のある方はメールにてご連絡ください。
よろしくお願いいたします。
団体名:チーム直方
メンバー:市民・民生委員・企業・大学教授
窓口:高嶋正治
✉メール:takashima@matsulink.net